ダグ・マーティンがマーケットに戻ってくる。

オークランド・レイダースはベテランランニングバック（RB）のマーティンをIRリスト（故障者リスト）に置くことを発表した。『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロは情報筋の話を元に、チームとマーティンは解決策を模索しており、マーティンのリリースに行き着いた模様だと伝えている。

レイダースがマーティンと再契約を結んだのはわずか数ヵ月前のことだった。8年目のマーティンはオークランドで2015年にベストシーズンを送っており、723ヤードを走って平均4.2ヤードを記録している。

マーショーン・リンチの引退を受け、マーティンの役割は大きくなっていた。レイダースは当初、マーティンとオフシーズンに契約を結ばず、代わりにアイザイア・クロウェルを選択。しかし、クロウェルがアキレス腱を断裂したため、マーティンに102万ドル（約1億1,000万円）の1年契約が提示された。

1巡目指名選手であるジョシュ・ジェイコブスの成長が、最終的なロースターを決める上でマーティンを切り捨て可能なものにしたのかもしれない。もちろん、ロースターには汎用的な活躍が期待されるジェイレン・リチャードも含まれるだろう。

プレシーズンではキャリー2回で1ヤードにとどまったマーティンだが、昨シーズンの成績を見れば、RBを必要としている、たとえばヒューストン・テキサンズのようなチームにとっては魅力的な選択肢になるはずだ。

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