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LTウィリアムスのトレードはないと主張するレッドスキンズHC

2019年08月27日(火) 15:52


ワシントン・レッドスキンズのトレント・ウイリアムス【AP Photo/Phelan M. Ebenhack】

レフトタックル(LT)トレント・ウィリアムスがワシントン・レッドスキンズに戻ってくる気配はまだないが、チームが希望を捨てたわけではないようだ。

ヘッドコーチ(HC)ジェイ・グルーデンは現地26日(月)、レッドスキンズがウィリアムスをトレードすることはないと“非常に強く”信じていると繰り返した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはウィリアムスについての問い合わせのすべてをチームが拒絶していると伝えている。

ウィリアムスはこのオフシーズンの序盤、自分が頭部の腫瘍を取り除くために手術を必要としていたときのチームの対応に怒りを表していた。ウィリアムスが不満を覚えていたのは、チームがもっと早い段階で問題を把握していなかった点だ。

今のウィリアムスは健康を取り戻し、プレーする準備が整っているとラポポートは言う。

グルーデンHCはウィリアムスが2019年にプレーするとすればそれはレッドスキンズになると主張しているが、その発言の正確性には疑問を持っている者も多い。チーム幹部はウィリアムスがトレーニングキャンプにやってくると考えていたのだろう。その段階では、レッドスキンズは明らかに間違っていたことになる。

NFLでも最高のLTの一人であるウィリアムスはワシントンを離れようとしているのかもしれない。しかし、チームが喜んでベストプレーヤーの一人を手放すことはないだろう。したがって、こう着状態はまだ続きそうだ。

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