サンフランシスコ・49ersのジェネラルマネジャーとしてのジョン・リンチの最初の契約の一つが、すでにチームのプランから外れてしまった。

情報元から得た話として、49ersは契約からわずか2シーズンでベテランラインバッカー（LB）のマルコム・スミスをリリースしたと現地27日（火）に『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロが報じている。

2011年にシアトル・シーホークスが7巡目で指名したスミスは、ピート・キャロル率いるチームで固定的な役割ではないにしろスターターを務めた。シーホークスが勝利した第48回スーパーボウルで、スミスはピック6とファンブルリカバーを決めてMVPに選ばれている。2015年春にオークランドに向かったスミスが2017年3月にロースター上の居場所を見いだしたのが49ersで、5年265万ドル（約2億8,000万円）の契約を結んでいた。

スミスは胸筋断裂で2017年全てを棒に振っている。2018年に復帰すると、49ersで12戦に出場して5戦に先発。このオフシーズンにはチームとの契約を調整し、『Spotrac』によればスミスはベースサラリーで130万ドル（約1億4,000万円）ほどを受け取ることになっていたという。

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