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コルツが出場停止処分明けのQBケリーを放出
2019年09月19日(木) 10:09出場停止処分明けのチャド・ケリーがウェイバーにかけられた。
インディアナポリス・コルツは現地18日(水)、クオーターバック(QB)ケリーを放出すると発表。ケリーはNFL個人行動規範に違反したとして2試合の出場停止処分を受けており、その処分が明けてわずか2日後のことだった。
アンドリュー・ラック、ジャコビー・ブリセットに次ぐ3番手QB候補として今年5月にコルツ入りしたケリー。しかしながら、ラックが引退を表明し、ブリセットが先発QBの座に就くにあたり、ケリーが出場停止中だったことからコルツはブライアン・ホイヤーと契約。ホイヤーが3年契約を締結したため、ケリーは復帰してもロースター登録される可能性はなく、再び所属チームを失うことになった。
殿堂入りを果たす元NFLプレーヤーのジム・ケリーをおじに持つケリーは2017年ドラフト7巡目にデンバー・ブロンコスから指名を受けてNFLキャリアをスタートさせた。ブロンコスではレギュラーシーズンに一度しか試合に出場しておらず、2018年シーズン第7週に行われたロサンゼルス・ラムズ戦の前半を終えるべく、ニーダウンしたのがケリーだ。同年10月、第1級不法侵入の罪に問われ、その翌日にブロンコスからリリースされていた。
ラックがサイドラインに控え、ブリセットが限定的な出場にとどめたプレシーズンでは多くのチャンスを与えられたケリーは、合計73回のパスを投げて54回成功、583ヤード、2タッチダウン、2インターセプト、10回のランで107ヤードと2タッチダウンをマークしていた。
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