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WRベッカムとCBハンフリーのいさかいは両者退場なし

2019年09月30日(月) 15:40

ボルティモア・レイブンズのマーロン・ハンフリーとクリーブラウンド・ブラウンズのオデル・ベッカム【AP Photo/Nick Wass】

クリーブランド・ブラウンズのヘッドコーチ(HC)フレディー・キッチンズはオデル・ベッカムとボルティモア・レイブンズのコーナーバック(CB)マーロン・ハンフリーの小競り合いを受けて苛立っていた。

キッチンズHCは「ご覧の通りさ。彼はグラウンド上でむせていた。彼らは相手がオデルだったから罰を逃れたんだ。バスにのったらアル(リベロン/NFLオフィシャル部門上級副社長)に電話するつもりだ」と『ESPN』に語っている。

ブラウンズが40対25でレイブンズに勝利した試合の第3クオーター終盤、ベッカムとハンフリーの間に小競り合いが発生した。ベッカムが右手でライバルのヘルメットにパンチを繰り出すと、ハンフリーはベッカムの首に両手でつかみかかったのだ。

このプレーでは4件のパーソナルファウルがコールされた。各チームに2件ずつ言い渡されたことで相殺となり、いずれの陣営にも退場はなかった。

ESPNによれば、レフェリーは「退場レベルのファウルはフィールド上で目にしなかった。ニューヨークが確認したときも、彼らは退場レベルのファウルを目にしていない」と説明したという。

この日、キャリア最低にあたるキャッチ2回、20ヤードにとどまったベッカムは、レイブンズによって大いに妨げられていた。

ベッカムはこの一件について、「ヒートアップしているのさ。俺たちはただ戦っているんだから。俺はイアリングを無くして苛立っていた」と語っている。

その数プレー前、ハンフリーはベッカムによって倒されており、ペナルティがなかったことについてレフェリーに疑問を投げかけていた。

試合後にベッカムに謝罪したハンフリーは「俺が体現したいフットボールじゃなかった。ホイッスルは鳴った。もう終わったんだ」と話している。

では、ベッカムからの謝罪はあったのか?

「彼がしたとは思っていない。でも、俺はレフェリーに、彼は退場させるべきだったとはっきり話した。仕方ないさ。感情が爆発しているんだ」

ブラウンズとレイブンズがすでにAFC北地区で火花を散らしつつある今、シーズン第16週に再び両者が相まみえるときにはベッカム対ハンフリーに再び注目すべきだろう。

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