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ペイトリオッツがベテランTEワトソンに別れ

2019年10月08日(火) 12:20


ニューイングランド・ペイトリオッツのベンジャミン・ワトソン【AP Photo/Elise Amendola】

先週、ベンジャミン・ワトソンとニューイングランド・ペイトリオッツの再会に遅れが生じていた。現地7日(月)、ついにそれはキャンセルされている。

先週木曜日のニューヨーク・ジャイアンツとのサーズデーナイト戦を前にタイトエンド(TE)ワトソンを出場停止リストからアクティブにしなかったペイトリオッツは、このベテランTEをリリースした。

一度は引退しながらもこのオフシーズンにペイトリオッツに加わったワトソンだが、パフォーマンス向上薬に関連する規定の違反でシーズン開幕から4戦の出場停止処分を科されていた。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによれば、そんなワトソンは今もプレー継続を望んでいるという。

ワトソンに別れを告げた今、ペイトリオッツは引退したロブ・グロンコウスキーが残した大きな穴を埋めるべく、TE勢を回していくだろう。これまで5試合でチームのTEとしてライアン・イゾー(178回、52.2%)とマット・ラコシー(119回、34.9%)が最も多くのスナップをこなしてきた。リストでTEとされていたヤコブ・ジョンソンはフルバック(FB)の役割を担い、FBジェームス・デベリンは欠場している。イゾー、ラコシー、ジョンソンの3人が、これまで5試合で合わせてタッチダウン8回をマークしてきた。

一方、ワトソンはこれからもフットボールがプレーできる場所を探していく。15年目を迎えている38歳のワトソンは、信頼できるベテランとしてどこかに雇い主を見つけることだろう。

「勝利の神は失敗の神でもある。全力を尽くしたが、ペイトリオッツのロースターに居場所を見つけるには十分じゃなかった。落胆しているなどというものじゃないし、家族のためにことさら怒りを感じている。一人の夫として、父としての望める限りの愛をもって、彼らは俺を支えてくれた。家族こそ俺のヒーローだ」

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