タイタンズがKサントスをカット、元ベアーズのパーキーと契約へ
2019年10月08日(火) 11:30キッカー(K)カイロ・サントスが惨憺(さんたん)たるパフォーマンスに沈んだ日から一日、テネシー・タイタンズは新たな道を求め始めた。
サントスは現地6日(日)にタイタンズがバッファロー・ビルズに14対7で黒星を喫した試合で4度のフィールドゴールに失敗しており、およそ24時間後にチームがサントスのリリースを発表するに至っている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ぺリセロはタイタンズが元シカゴ・ベアーズのKコディー・パーキーと契約する見込みだと報じた。パーキーといえば昨シーズンにベアーズのプレーオフ脱落につながった“ダブル・ドゥインク”でよく知られており、Kの苦悩については身を持って知っている選手だ。
サントスは日曜日に第2クオーター最初のプレーで50ヤードのフィールゴールアテンプトに失敗した。その後、36ヤードからのキックが大きく右に、53ヤードからのキックが左に逸れ、第4クオーターでは33ヤードのアテンプトがブロックされた。これらが成功していれば、12点が入っていたはずだ。
サントスはこの試合でエクストラポイントを一度成功させている。
タイタンズの公式ウェブサイトによれば、サントスは試合後に「すごくつらい、信じられないくらい落胆の一日だった。自分が不憫なわけじゃなく、僕自身を含め、一週間を通じてすごく熱心に取り組んできたチームメイトやコーチたちに申し訳ない。彼らは勝利に値したし、俺はもっといい仕事をしなきゃならなかった」と話したという。
6年目のベテランKであるサントスはシーズン開始時にIRにリスト(故障者リスト)入りしたライアン・サコップに代わり、フィールドゴールが9回中4回、エクストラポイントが12回中12回成功という成績を残している。
パーキーにとってはオフシーズンにベアーズからリリースされて以来の立て直しのチャンスとなりそうだ。
タイタンズはまた、オフェンシブラインマン(OL)デビット・クエセンベリーをウェイバーにかけたことを月曜日に明かしている。
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