ジェッツQBダーノルドは特性パッド着用でカウボーイズ戦出場へ
2019年10月12日(土) 23:04伝染性単核症からフィールド復帰するサム・ダーノルドは、現地13日(日)に特別なプロテクションを付けて試合に臨むことになる。
ニューヨーク・ジェッツのクオーターバック(QB)ダーノルドは日曜日のダラス・カウボーイズ戦でカスタマイズされたパッドを身につけるという。
単核症の副作用として心配されるのが脾臓(ひぞう)の腫れだ。ダーノルドは先週の段階で復帰が期待されていたが、それを阻んだのがこの脾臓の問題だった。今週はプレーの許可が降りたものの、デマーカス・ローレンスとその軍団を迎え撃つにあたって2年目のQBはできる限りの防護策を講じることにした。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが11日(金)の“NFL NOW(NFLナウ)”で伝えたところによると、以前、カロライナ・パンサーズのQBキャム・ニュートンのために特別なパッドを作った企業が、そのモデルを使ってダーノルドの脾臓を保護するためのものを作成したという。ダーノルドは残りのシーズンを通して胴の中間部を保護するための特製パッドを装着すると述べた。
「スタンダードなショルダーパッドではこうしたタイプの保護はできない」とペリセロは注記した。「ダーノルドは複数回のフィッティングを行っている。安心してフィールドに復帰できるものが見つかったようだ」
ニュートンは、2015年に肋骨(ろっこつ)を痛めた後、しばらく防弾チョッキを着用していた。
ダーノルドの問題はこれまで他のQB――トニー・ロモしかり――に見られたような肋骨関係のものではなく、単核症によって腫れた脾臓だ。
ジェッツとしては、今シーズン誰がセンター下にいても苦戦しているオフェンシブラインの後ろにダーノルドを入れることについては心配していない。だがもちろん、プロテクションあっての安心だ。
「大丈夫なはずだ」とヘッドコーチ(HC)のアダム・ゲイズは10日(木)に『New York Daily News(ニューヨーク・デイリー・ニュース)』に語った。「フィールド上で彼がどうにかなるようなことはないよ」
ダーノルドのために特別に設計されたパッドは、ゲイズのジョークが裏目に出るのを防御してくれるはずだ。
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