ドリュー・ブリーズは今週にプレーする準備はできていると考えている。

今週のアリゾナ・カーディナル戦でプレーするのか聞かれたニューオーリンズ・セインツのクオーターバック（QB）であるブリーズは“そのつもりだ”と『NFL Network（NFLネットワーク）』のスティーブ・ワイチに答えた。

まだ正式なプランは組まれていないものの、9月に親指の手術を受けた40歳のQBは戦線復帰の準備が整ったと感じているという。

ブリーズは今週の練習で感触を確かめる必要があるとも指摘しており、親指が希望通りの反応を示さなければその楽観的な姿勢は衰えるかもしれない。

現地23日（水）に行われるセインツの今週初めての練習に制限付きで参加するブリーズは、これまでのところ順調に来ている。スローイングの感触はよく、スナップを受けるのも予想していたより楽だったとブリーズは述べた。

ヘッドコーチ（HC）のショーン・ペイトンは記者たちとの電話会見で、ブリーズを出場させるか否かについて日曜日まで決断を待つことも可能だと話している。

一方、セインツの練習にはブリーズの主要な武器であるランニングバック（RB）アルビン・カマーラ（足首／膝）とタイトエンド（TE）ジャレッド・クック（足首）の2人が参加していない。

テディ・ブリッジウォーターをセンターの後ろに据えて5連勝をマークした6勝1敗のセインツは、日曜日の試合を終えればバイウイークを迎える。しかし、ペイトンHCはそのことがブリーズを先発させるかの決断の要素にはならないとしており、ブリーズ自身の準備が整っているならば、すなわちプレーすることになるようだ。

シーズン第2週に親指をケガして手術を行ったブリーズは、回復に4週間から6週間を要すると見込まれていた。日曜日に復帰するとすれば5週間かかった計算だ。

ブリーズがいない間、ブリッジウォーターが見事な働きをしてきた。ディフェンス陣も相手の驚異となり、スターQB不在のセインツは勝利を続けてきた。ブリーズの準備が日曜日までに整えば、セインツはためらいなくチームのリーダーをフィールドに送り出すだろう。

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