パトリック・マホームズが練習に戻ってきた。

カンザスシティ・チーフスのクオーターバック（QB）であるマホームズは現地23日（水）の制限付き練習参加リストに名を連ねていた。膝を負傷してからまだ1週間たっていない。

先週の木曜日に膝蓋骨を脱臼したマホームズだが、幸いなことに検査ではそれ以上のダメージは見つからなかった。

ヘッドコーチ（HC）のアンディ・リードは「彼は全速力で前進してきたし、何事に対してもそうやっている」と『The Athletic（ジ・アスレチック）』に語っている。

ケガから1週間もたたずに軽い練習に参加できるとは最高のニュースだ。チーフスが若きスター選手にどれくらい慎重な姿勢をとっていくかは興味深い。トップクラスのアスリートたちには、自身の利のために休まなければならないときがある。またあるいは、平均的な人間の能力を超えてケガを治癒し、痛みをおしてプレーするときもある。

当初は少なくとも3週間の離脱が見込まれていたマホームズ。これだけ早い段階で練習に戻ってきたということは、そのスケジュールに変更があるかもしれない。これからの練習でどれほどのことが可能になっているかによって、変更の有無を知ることができるだろう。

練習前にリードHCは、たとえマホームズに個人ドリル以上の練習が可能だったとしても、QB練習の大部分はマット・ムーアが担うことになると明かしていた。

その他のチーフスにかかわる朗報としては、レフトタックル（LT）エリック・フィッシャー（スポーツヘルニア）が制限付きで練習に参加。ディフェンシブタックル（DT）クリス・ジョーンズ（そけい部）も制限がありながらも復帰した。フィッシャーはここ5試合、ジョーンズはここ2試合に欠場している。日曜日にNFL北地区のリーダーであるグリーンベイ・パッカーズと対戦するチーフスにとって、両スターターの復帰は大きな追い風になるだろう。

【A】