先週、ディフェンシブエンド（DE）マイケル・ベネットはチームに対する有害行為でニューイングランド・ペイトリオッツから謹慎処分を受けた。今週になると、ペイトリオッツはもはやベネットのチームではなくなっていた。

ペイトリオッツが現地24日（木）にベテランDEのベネットを2021年の条件付き7巡目ピックと引き換えにダラス・カウボーイズにトレードへ出したと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えている。『ESPN』が最初にこの件について報じた。

11年目を迎えているベテランのベネットは1年を過ごしたフィラデルフィア・イーグルスからこのオフシーズンにニューイングランドへ送り出された。ベネットには再構築した契約が2年残されている。

ポジションコーチとの口論を受けてペイトリオッツから謹慎処分を言い渡される前から、ベネットとチームの間は険悪になっていたようだ。ペイトリオッツにとっての開幕戦で33回のディフェンシブスナップをプレーしてから、ベネットはヘッドコーチ（HC）ビル・ベルチックのディフェンシブローテーションで自分の起用される機会が急速に少なくなっているのを目の当たりにしてきた。過去２戦では合わせてスナップ23回分しかプレーしていない。

謹慎処分を終えた水曜日に、来週火曜日に設定されたデッドラインが来る前にトレードされたいか聞かれたベネットは「それは彼ら次第」と答えたとNFLネットワークのマイク・ジアルディが伝えていた。ペイトリオッツは木曜日に心を決めたようだ。

カウボーイズは今週がバイウイークとなっているため、ベネットが新天地でのデビューを飾るのは現地11月4日に開催されるニューヨーク・ジャイアンツ戦になる。また、11月24日にはカウボーイズの一員としてペイトリオッツにリベンジする機会がやってくる。

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