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2年の空白期間を経てDEヒューストンが引退

2020年02月13日(木) 15:34

シカゴ・ベアーズのラマー・ヒューストン【AP Photo/Paul Sancya】

フットボールから2年離れていたディフェンシブエンド(DE)ラマー・ヒューストンが公式に競技から引退する。

NFLでアクティブなシーズンを8年過ごした元2巡目指名選手のヒューストンは、現地12日(水)に引退を表明している。2010年にオークランド・レイダースの指名を受けたヒューストンは、水曜日にレイダースと1日の契約を結んでいる。

ヒューストンはキャリア最初の4シーズンをオークランドで過ごし、64試合に参加してサック16.5回を記録。2010年のNFLオールルーキーチームに選ばれた。2014年に新人契約が終了すると、シカゴ・ベアーズと高額の5年契約を締結。しかしながら、負傷によってフィールドにいる時間よりもいない時間の方が長かった。

シカゴに移った1年目、ヒューストンはベアーズがニューイングランド・ペイトリオッツを25点差で追っている際に、サックした後のセレブレーションでACL(膝前十字靭帯/ひざぜんじゅうじじんたい)を断裂している。2015年には16試合に登場してサック8回をマークするも、そこからは2年間で12試合しかできなかった。

ベアーズから2017年9月にカットされた後にヒューストン・テキサンズに加入するも、11月にはテキサンズからもウェイバーにかけられ、またベアーズに戻っている。そこで5ゲームを戦ったのがキャリア最後の試合となった。

ヒューストンはクオーターバック(QB)ヒット76回、サック30.5回、ファンブルリカバー9回、フォースドファンブル5回、インターセプト1回を記録してNFLを去る。

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