フランチャイズタグ期間は新たな予定通りにスタート
2020年02月27日(木) 09:18フランチャイズタグ期間が現地27日(木)に始まる。
当初は25日(火)から始まる予定だったこの期間だが、去る土曜日に2日後ろ倒しされることが決まっており、『NFL Network(NFLネットワーク)』のジュディ・バティスタは新たな計画通り木曜日に開始されると水曜日に『NFL NOW(NFLナウ)』で伝えている。
現行の団体労働協約(CBA)が適用されるため、チームはフランチャイズタグとトランジションタグの両方を使用することができる。今回のフランチャイズ期間はNFL選手会(NFLPA)の執行委員会と代表者が火曜日の夜にCBA案をフルメンバーシップによる投票にかけると決定してから2日間後にスタートすることになる。
こうして、批准は迫りながらも――バティスタによれば投票は2週間以内に見込まれる――チームはタグビジネスを計画通り進めることが可能になった。
当初のタグ期間は2月25日(火)から3月10日(火)とされていたが、土曜日の発表によって正式に2月27日(木)から3月12日(木)までとなっている。
金曜日にはジェネラルマネジャー(GM)や選手人事担当者に向けたセミナーが開かれ、“この件についてのすべて”に関するブリーフィングが行われるとバティスタはつけ加えた。
一つの大きな疑問は、チームがフランチャイズタグとトランジションタグの両方を使用した状態で新CBAが批准され、ルールが変わった場合はどうなるかということだ。
リーグの関係者はバティスタに「適切なタイミングで対処される」と語ったという。
NFLネットワークのトム・ペリセロによれば、新CBAが批准された場合にNFLPAが想定している状況は、タグを両方使用しているチームは片方を無効にしなければならないというものだ。
投票がフランチャイズタグ期間まで持ち越されるため、契約に取り組み、タグをつけるか否かを決定しようとするGMらにはガイダンスが必要だったとバティスタは報じた。
「その間、票決が行われるまで彼らはどちらつかずの状況にあります。彼らはどのように進めるのかを知る必要がありました。今はオフシーズンでも重要な期間です。彼らはコンバインでドラフトに向けた準備をするだけではなく、フリーエージェンシーの手はずも整えています。彼らはフリーエージェンシーに向けて準備を万端にしようと努力しています。したがって、チームにはどう進んでいくかのガイダンスが必要でした」とバティスタは述べている。
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