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全体1位へのトレードアップも否定しないドルフィンズGM

2020年02月27日(木) 14:41

マイアミ・ドルフィンズとダラス・カウボーイズ【AP Photo/Michael Ainsworth】

マイアミ・ドルフィンズが2020年NFLドラフトで存在感を示すことにほぼ疑いはない。

現時点で1巡目に3つ、序盤2順以内に5つをはじめ、14ものドラフトピックを持つドルフィンズがさらに動き続けるとすれば、ナンバー1ピックにたどり着くこともあるのだろうか?

ドルフィンズのジェネラルマネジャー(GM)を務めるクリス・グリアは火曜日、報道陣に対して「今のところ何も除外できないと思う。われわれは広く、あらゆることに対してオープンだ」と語った。

今のところ全体5位、18位(ピッツバーグ・スティーラーズより)、26位(ヒューストン・テキサンズより)の指名権を1巡目に有するドルフィンズは、2巡目にも2つの指名権があり、その豊富な指名権はシンシナティ・ベンガルズが要する全体1位にトレードアップするのも可能なほどだ。

再建中のシーズンを5勝11敗で終えたドルフィンズにはさまざまなものが必要だが、一般的に言われているところではフランチャイズクオーターバック(QB)を欲しているという。ドルフィンズが狙いを定めているのはトゥア・タゴヴァイロアだと見られているものの、おそらく全体5位はタゴヴァイロア獲得には十分ではない。

この時期のあらゆるGMがそうであるように、グリアもドルフィンズの思惑を明かすことはなかったが、どのポジションについても可能性は否定しなかった。

「何らかのポジションを除外できるとは考えていない」とグリアは話している。

ファビュラスな14の指名権に加え、『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によればドルフィンズには8,807万5,175ドル(約97億円)ものキャップスペーズがある。グリアは自らのチームにはドラフトにシリアスな波紋を投げかける構えがあり、それが可能で、おそらく進んでそうするだろうことを知っている。

「われわれがやってきたこと、われわれが獲得してきた指名権、そして資金を伴い、われわれが自分たちの立ち位置に満足していること、そして、トレードアップやトレードダウン、もしくは動かないという柔軟性があることは歴史が示していると思う」とグリアは語った。

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