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プレスコットはチャンピオンシップレベルのQBだとカウボーイズHC

2020年02月27日(木) 15:41

ダラス・カウボーイズのダック・プレスコット【AP Photo/Darron Cummings】

オフシーズンのダラス・カウボーイズにはつつけば大雨が降ってきそうな疑問の雲がかかっている。

最も大きな疑問はクオーターバック(QB)ダック・プレスコットとワイドレシーバー(WR)アマリ・クーパーに関するものだ。

新ヘッドコーチ(HC)であるマイク・マッカーシーは現地26日(水)、チームはプレスコットをフラチャイズQBとして見ており、長期契約の締結に懸念を抱いていないと語った。

「ダック・プレスコットは(フランチャイズQBであることに)間違いない」と話すマッカーシーHCは次のように続けた。

「それこそわれわれがダックと共にありたいと思う位置だ。彼がこの時点までにしてきたこと自体が物語っている。彼は今、ビジネスの場にいる。私は過去に、多くの選手と共にコーチとしてこの状況を経験してきた。他のあらゆることと同じように、とにかく忍び、ビジネスを担当する者たちにビジネスのことを任せるしかない。そして、われわれは組織として今ちょうどその状況にある。ダックは契約を勝ち取るため、自分自身の戦いに臨んでいる」

団体労働協約(CBA)案がどういった展開を迎えるかによって、カウボーイズがフリーエージェント(FA)になるビッグネームに一つしかタグを使えない可能性が出てくる。それがプレスコットであれば、長期的なソリューションに達するまでオフシーズンワークアウトを欠席することになるだろう。

しかし、オフシーズンワークアウトにQBが欠けている可能性について、マッカーシーHCは今のところ懸念を抱いていない。

「その仮定については、私が時間を費やして考えていることでは全くない。一つずつ対処していくし、それはビジネスの問題だ」とマッカーシーHCは言う。

4シーズンにわたって、プレスコットはNFLにおける最大級の掘り出しものの一人だった。カウボーイズは今こそ4巡目指名を受けたプレスコットに、その働きにふさわしい支払いをすべきときだと分かっている。

「彼は実に優れた基盤を築いている。彼はとてつもないリーダーだと私は話してきた。私の哲学では、人事部門と共にやり遂げ、ディフェンスがわれわれをチャンピオンシップへ導き、QBがチャンピオンシップで勝利する。ダックこそはそのQBだと私ははっきりと感じている」とマッカーシーHCはコメントした。

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