チーフスは長期契約を見据えてDLジョーンズにタグ付けへ
2020年02月28日(金) 11:25カンザスシティ・チーフスがビッグなディフェンダーに重要なチケットを使う。
チーフスはディフェンシブラインマン(DL)クリス・ジョーンズにフランチャイズタグを使う模様だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えた。
「彼はカンザスシティ・チーフスのトッププライオリティの一人だ。彼らのディフェンスにおいてベストの選手の一人。大勢を見たとき、彼は彼らがキープしたいと思う選手であり、長期契約を臨んでいる。彼らは昨年のキャンプ前にそれができなかった。今回は何か可能か見てみよう」とラポポートは現地27日(木)に『NFL Now(NFLナウ)』で語っている。
リーグの多くの面々がこのオフシーズンにどのようなタグルールに従うことになるのか決するのを待つ中、それでもタグ期間は現地27日(木)に正式にオープンする。新しい団体労働協約がまだ承認に至っておらず、以前のルールが今も適用されている。そんな中、チーフスはルールがどのように変わろうと、長期的に重要だと考える選手にタグをつけるとの意向を明らかにしている。
ジョーンズはまさにそういうタイプのプレーヤーだ(たとえ選手たちは財政的な理由からタグを好まないにしても)。2016年にドラフト2巡目指名を受けたジョーンズはその才能を花開かせて相手にとって悪夢のインテリアへと成長。2016年以来で記録したサック33回は同期間においてアーロン・ドナルドに次ぐ2位となっている。
2018年のジョーンズは1982年以降でシーズン中にタックル15回以上をマークしたわずか8人のDTの一人となり、ルーキー契約が切れた際に長期契約を結ぶべき選手であることが明らかになった。
ジョーンズはスピードとパワーに勝っており、特に前者は稀有なレベルに達している。そういったまれに見る能力こそが、ジョーンズにタグをつけることをチーフスにとって頭を悩ませる必要のない行為にしている。チーフスがジョーンズにタグをつけるのは、3月にオープンマーケットで彼を失うリスクなしで長期契約を結ぶための時間を買うためだ。けがで2019年に4試合を逃したとはいえ、いったんジョーンズが市場に出てしまえば、関心を持つチームが真っ先に大金を積んで動く選手になるだろう。
しかし、タグのおかげでチーフスがその点を心配する必要はない。ジェネラルマネジャー(GM)のブレット・ビーチがジョーンズと契約に至るまでどれほどかかるか、見てみよう。
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