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2020年のサラリーキャップは216億円前後になるとの予想
2020年03月01日(日) 23:32
新たな団体労働協約(CBA)はまだ承認されていないが、サラリーキャップはまたしても上昇すると予想されている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロは現地28日(金)、情報筋の話として、NFLとNFLPA(選手会)が2020年にもチームあたりのサラリーキャップをおよそ2億ドル(約216億円)にすることを想定していると報道。ペリセロによれば交渉は現在も続いているという。
選手らがCBAを裁可すれば拡張されたプレーオフによって収益が増加することになり、追加収益がサラリーキャップにカウントされるのか、利益にカウントされるのかによっては、数字が加算される可能性がある。提案されている新しいCBAでは2021年以降にさらに大幅な増額が予想されている。
今オフシーズンの現時点で、多くのチームが契約の延長や保留中のフリーエージェントへのオファーに消極的なのはサラリーキャップが不確かな状況であることが説明になるかもしれない。
2019年のサラリーキャップは1億8,820万ドル(約205億円)であり、予想されている額の増加となれば、7年連続で1,000万ドル(約10億8,000万円)以上の値上がりとなる。
新しいCBAについては来週早々にも選手たちの投票が実施されると見られており、ペリセロによれば、フリーエージェンシーが始まる新リーグイヤーは予定通り3月18日(水)にオープンになるとのことだ。
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