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DEガーコウへのタグ付けを計画するジャガーズ

2020年03月03日(火) 10:55


ジャクソンビル・ジャガーズのヤニック・ガーコウ【AP Photo/John Raoux】

ディフェンシブエンド(DE)ヤニック・ガーコウはもうジャクソンビル・ジャガーズでのプレーを望んでいないが、チームはもう1シーズンこのDEをとどめておく計画だ。

24歳のエッジラッシャーは現地2日(月)にジャクソンビルでの長期契約に関心がないと『Twitter(ツイッター)』で語っていた。

「ジャガーズは俺にジャクソンビルでの長期契約を結ぶことにもう関心がないことを把握している。大好きさ、デュバル。俺が得た全てを捧げてきた。これまでの旅に感謝しているし、他の場所でキャリアを続けることを楽しみにしている」とガーコウはつづった。

しかしながら、ジャガーズの方はそれを引き止める意思のようだ。チームはガーコウにフランチャイズタグを付ける計画だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じている。

ガーコウのツイートはフロントオフィスとの間でバトルが勃発(ぼっぱつ)する可能性を示唆している。ガーコウは昨オフシーズン、新たな長期契約を求めてワークアウトを欠席した後、結局は折れて契約最終年でプレーしていた。

3巡目ピックだったガーコウはあらゆる部分で契約を上回るパフォーマンスを見せてきた。ガーコウは元1巡目指名選手のダンテ・ファウラーを3年間しのぎ、ジャクソンビルにいた4シーズンでサック37.5回という記録を積み上げている。

ガーコウは今、自分自身がそうであると証明してきたような選手にふさわしい保証のある長期契約を望んでいる。まだ成長の余地のあるガーコウがフリーエージェント(FA)としてオープンマーケットに登場した場合、キープするには大金が必要になるだろう。ラポポートはチームのプランではガーコウが2020年にジャガーズのためにプレーすることになっていると言うものの、ホールドアウトがあればトレードにつながる可能性がある。

ガーコウにタグをつけることで、ジャガーズには最も高値を提示した先へガーコウをトレードし、そのトレード先がガーコウと新たな大型契約を結ぶという筋書きをたどるチャンスが開ける。

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