ジェッツSアダムスのウィッシュリストにDEファウラーらの名
2020年03月03日(火) 15:20
ニューヨーク・ジェッツはセーフティ(S)ジャマール・アダムスが“生涯ジェッツ”であることを願っている。それはアダムス側にとっても申し分ないようだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』による2020年NFLスカウティングコンバインの放送に登場した24歳のアダムスは、ジェネラルマネジャー(GM)のジョー・ダグラスがアダムスの長期的な在籍を望んでいると語っていたことについて聞かれ、契約成立に楽天的な姿勢を見せている。
「いい感じだね。自信を持って新しいシーズンにいけるけれど、全てがどうなるかはこれから分かるさ」とアダムスはNFLネットワークのデイオン・サンダースに話した。
サンダースがジェッツはすぐにアダムスをトレードに出したがっているのではないかとジョークで話題を振った際、アダムスは「ビジネスだからね。理解しているよ」と返している。
ジェッツのオフシーズンのビジネスには、アダムスを確保するのと同時に、アダムス以外には先発級の才能が不足しているディフェンス陣をアップグレードすることが含まれている。
4年目に入るアダムスには、ダグラスに伝えたいウィッシュリストがあるという。
「間違いなく(ジェイデビオン)クロウニー。パスラッシャーがほしいんだ。セーフティのベストフレンドだからな。絶対、クロウニーだ。ジャクソンビルのでかい91番(ヤニック・ガーコウ)、彼はビーストさ。それに、ダンテ・ファウラー。フリーエージェントに俺たちが必要としている選手がたくさん出てくるんだ」
クロウニーはオープンマーケットに出てくるトップデフィフェンシブエンド(DE)になると見られる。ガーコウにはジャガーズによってフランチャイズタグが付けられる見込みだが、チームとの長期契約を望まないことも明らかにしており、タグ付けした上でのトレードのシナリオがあり得る。ファウラーはロサンゼルス・ラムズで堅実なシーズンを送った。
チームが支払いを厭わなければ、このオフシーズンのエッジラッシャー市場は十分に層が厚い。
ジェッツはパスラッシャーにアップグレードを強く必要としている。FAを通じてかドラフトを通じてかは別として、ギャンググリーンが複数のエッジオプションを追加しなかったとしたら、落胆するのはアダムスだけではないはずだ。
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