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ブレイディとの比較を辞退するQBバロウ
2020年03月05日(木) 14:31
2020年のNFLドラフトで全体1位指名を受けると推定されるジョー・バロウだが、プロキャリアについては期待値を一段階下げてスタートさせたいようだ。
先週に行われたNFLスカウティングコンバインの期間中、『NFL Network(NFLネットワーク)』のドラフトアナリストであるダニエル・ジェレマイアはバロウをトム・ブレイディと比較し、2人のクオーターバック(QB)には類似したメカニズムがあると指摘していた。
ジェレマイアの比較についてNFLネットワークのコリーン・ウルフとアンドリュー・ホーキンズとのインタビューで尋ねられたバロウは、すでに6度のスーパーボウル制覇を果たしたQBとの比較を敬意をもって辞退した。
「どうか俺を史上最高の選手と比べないでよ」とバロウは話している。
「俺に合ったことをさせて。どうか俺にそんなことをしないでほしい」
史上最高の選手と比較されるのは賛辞だと言われた23歳のバロウはこう応じた。
「そりゃそうさ。でも、トム・ブレイディだよ」
バロウのリアクションは大学フットボールのプレーオフでの彼のパスと同じくらい正確だった。
偉大なNFL選手になるだけの才能とメンタルを兼ね備えているバロウだが、ゴールドジャケットを着せるのはまだ早い
ポケットでの動きにはブレイディを思わせるものがあるかもしれないが、バロウが高みに達するのは先のことだ。
一つ確かなのは、4月に行われるドラフトでバロウが20年前にブレイディが指名されたよりもはるかに上の順位で選択されるはずだということだ。
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