49ersがFBユーズチェックやCBウイリアムスのオプションを行使
2020年03月06日(金) 11:49
サンフランシスコ・49ersが第54回スーパーボウルにたどり着くにはチーム全体の尽力を必要とした。そして、主な貢献者たちから数名が2020年もチームに戻ってくる。
49ersは5人の独占権フリーエージェント(FA)にテンダーを行ったと現地5日(木)に明かした。これらの5名はランニングバック(RB)ジェフ・ウィルソン、クオーターバック(QB)ニック・ムレンズ、コーナーバック(CB)エマニュエル・モズリー、タイトエンド(TE)ロス・ドウェリー、オフェンシブラインマン(OL)ダニエル・ブランスキルらだ。
チームはまた、フルバック(FB)カイル・ユーズチェックとコーナーバック(CB)クワン・ウイリアムスのオプションも行使している。
この中で最も注目されるのは9試合に先発しつつ2019年の全16試合を戦ったモズリーで、タックル50回、アシスト8回、パスディフェンス8回、インターセプト1回を記録している。ブランスキルはそれに近い2番手で、先発8試合を含む14試合に出場し、ポストシーズンにも3試合に登場した。
ユーズチェックはヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンのオフェンス陣において引き続き活躍しており、12試合で先発して効果的なブロッカーとして働くほか、キャッチ20回、239ヤード、タッチダウン1回もマークしている。ウイリアムスは15試合に出場してタックル51回、パスディフェンス2回、フォースドファンブル4回を記録した。
ウイルソンも10試合の出場でラン27回、105ヤード、タッチダウン4回で貢献したのに加え、アリゾナ・カーディナルスを下した試合では勝敗を決めたタッチダウンパスをキャッチしている。
ムレンズは5人の中で最も興味深い選手だ。2018年はジミー・ガロポロの代役を見事に果たし、2019年にベンチに戻っている。ムレンズはいまだ発見されていないポテンシャルを秘めた、信頼できるバックアップだ。
独占権FAは他のチームからのオファーを受けることができない。そのため、彼らは木曜日のテンダーのおかげで49ersに戻ってくることになる。
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