パッカーズがQBを指名しても負ける気はしないとロジャース
2020年03月09日(月) 11:03
2000年代の初めにグリーンベイ・パッカーズがクオーターバック(QB)ブレット・ファーブの後継者選択を断念したとき、ファーブはベンチを温めるQBではなく、フィールド上で自身を助けてくれる選手をマネジメント陣に獲得してほしかったと語っていた。
パッカーズは数年そうした後、2005年に全体24位でQBアーロン・ロジャースを指名した。
その後どうなったかは、歴史が物語る通りだ。
3年間にわたってファーブの後ろに座っていたロジャースは、先発QBの座を引き継いで以来、後背を気にしたことはなかった。
2020年シーズン中にロジャースが37歳の誕生日を迎えるという状況で、パッカーズには次のシグナルコーラーをドラフトで獲得する時期が来ているのかもしれない。
『ESPN Milwaukee(ESPNミルウォーキー)』のラジオ番組によるインタビューで、ロジャースはパッカーズがドラフト上位でQBを獲得してもそれを苦にすることはないとする一方、マネジメント陣には“すぐに役立つような”選手を獲得してほしいとも指摘した。
「僕は現実主義者だからね。チームとして自分たちがどういう位置にいるか分かっているし、自分がキャリアのどういう位置にいるのかも分かっている」とロジャースは語っている。
さらに、ロジャースはルーキーが自分の仕事を奪うことはないと自信を持っているという。
「彼がすぐに僕を負かすことはないと自信を持っているけどね」とロジャースは述べた。
今年に変化が起こるわけではないにしろ、QBの後継者はパッカーズのドラフトの夜のメニューに載っているかもしれない。
パッカーズが早い段階でQBを指名するとすれば、ロジャースはファーブから受けたよりはるかに優れた指導で迎えるだろう。
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