2020年NFLドラフトまで7週間足らずとなった現地10日（火）、15チームに補償ドラフト指名権が与えられた。

NFLは32の補償ドラフト指名権が15チームに与えられたことを発表した。一番多いのは4つの選択権を与えられたニューイングランド・ペイトリオッツで、これには3巡目の指名権が2つ含まれている（98位と100位）。ペイトリオッツは2020年ドラフトで計14の指名権を有することになった。

デンバー・ブロンコス、ヒューストン・テキサンズ、ミネソタ・バイキングス、ニューヨーク・ジャイアンツ、フィラデルフィア・イーグルス、シアトル・シーホークスにはそれぞれ3つの補償ドラフトが与えられている。補償ドラフトで最も上位の指名権を有するのはテキサンズだ（97位）。

ペイトリオッツは2019年のオフシーズンにオフェンシブタックル（OT）トレント・ブラウン、ディフェンシブエンド（DE）トレイ・フラワーズ、ワイドレシーバー（WR）クリス・ホーガンをはじめとする7人の補償対象フリーエージェント（CFA）を失っており、獲得したのは1人だった（ランニングバック／RBブランドン・ボールデン）。

補償FAは年俸とプレー時間、ポストシーズンの出場有無に基づき、NFL経営評議会が定める計算式に従って決定される。チームが失った、もしくは獲得したFA選手のすべてがこの式の対象になるわけではない。1チームが1年に受け取れる補償ドラフト指名権の上限は4つとなっている。あるチームが喪失CFAを同一ラウンドかそれ以上の獲得CFAで相殺した結果、4つ以上の補償ドラフトに値した場合、上位4つの補償ドラフト指名権のみがそのチームに与えられる。

2020年の補償ドラフトは下記の通り。

【3巡目】
97位　ヒューストン・テキサンズ
98位　ニューイングランド・ペイトリオッツ
99位　ニューヨーク・ジャイアンツ
100位　ニューイングランド・ペイトリオッツ
101位　シアトル・シーホークス
102位　ピッツバーグ・スティーラーズ
103位　フィラデルフィア・イーグルス
104位　ロサンゼルス・ラムズ
105位　ミネソタ・バイキングス
106位　ボルティモア・レイブンズ

【4巡目】
139位　タンパベイ・バッカニアーズ
140位　シカゴ・ベアーズ
141位　マイアミ・ドルフィンズ
142位　ワシントン・レッドスキンズ
143位　ボルティモア・レイブンズ
144位　シアトル・シーホークス
145位　フィラデルフィア・イーグルス
146位　フィラデルフィア・イーグス

【5巡目】
178位　デンバー・ブロンコス
179位　ダラス・カウボーイズ

【6巡目】
212位　ニューイングランド・ペイトリオッツ
213位　ニューイングランド・ペイトリオッツ
214位　シアトル・シーホークス

【7巡目】
247位　ニューヨーク・ジャイアンツ
248位　ヒューストン・テキサンズ
249位　ミネソタ・バイキングス
250位　ヒューストン・テキサンズ
251位　マイアミ・ドルフィンズ
252位　デンバー・ブロンコス
253位　ミネソタ・バイキングス
254位　デンバー・ブロンコス
255位　ニューヨーク・ジャイアンツ

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