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TEフーパーを失ったファルコンズがトレードでTEハーストを獲得

2020年03月17日(火) 10:41

ボルティモア・レイブンズのヘイデン・ハースト【AP Photo/Nick Wass】

タイトエンド(TE)オースティン・フーパーがフリーエージェンシー(FA)で街を出ていくのを受け、アトランタ・ファルコンズは代わりの選手を見つけるべくトレードへと乗り出した。

ファルコンズは2020年の2巡目および5巡目指名権と引き換えに、ボルティモア・レイブンズからTEヘイデン・ハーストと2020年の4巡目指名権を受け取ったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えた。

ファルコンズの2巡目指名権は全体55位となっている。これはニューイングランド・ペイトリオッツとのワイドレシーバー(WR)モハメド・サヌーのトレードで得たものだ。レイブンズはファルコンズから得た5巡目指名権をジャクソンビル・ジャガーズとのディフェンシブエンド(DE)カライス・キャンベルのトレードにあてる。

今回のトレードを最初に報じたのは『ESPN』だった。

現地16日(月)にクリーブランド・ブラウンズと契約に合意したフーパーを失ったファルコンズは、TEを必要としていた。オープンマーケットにタイトエンドがいないこと、また、ドラフトでも層が薄いことを踏まえ、ファルコンズはドラフトにおける元手を使ってハーストの獲得に動いた。

先発クラスの競合TEがいないファルコンズにおいて、3度目のNFLシーズンが始まる前に27歳になるハーストはプレー時間を確保してより生産的な結果を出すだろう。

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