パンサーズがQBニュートンにトレード追求を許可
2020年03月18日(水) 08:53また一人、有名クオーターバック(QB)が獲得可能になった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に現地17日(火)に伝えたところによれば、カロライナ・パンサーズがキャム・ニュートンにトレードに向けて動く許可を与えている。チーム側とニュートンの代理人による話し合いの結果の決断だったという。
後にパンサーズのジェネラルマネジャー(GM)マーティ・ハーニーがこの決断について発表しており、ニュートンの9年にわたるパンサーズ時代に終止符が打たれた。
「私のキャリアにおいてとてもうれしかったことの一つは、2011年ドラフトの最初の指名権でキャムを選んだことだ」とハーニーGMは声明で述べている。
「毎年難しい決断があり、それらが容易だったことは一度もない。われわれはキャムと彼の代理人と共に彼の今後にとって最良の道を探してきたし、彼はいつでもわれわれの心のカロライナ・パンサーだ」
ニュートンはその後『Instagram(インスタグラム)』で、トレードを要請してはいなかったと述べている。
パンサーズのオーナーであるデビッド・テッパーは声明で「キャムはパンサーズの歴史に残る一人だ。ファンに最も記憶に残る瞬間をいくつか挙げるように言えば、そのほとんどにキャムが含まれているはずだ」と語った。
ラポポートはこのニュースの後に、ニューオーリンズ・セインツで2年を過ごしたテディ・ブリッジウォーターがパンサーズの次の先発QBとなる契約に合意したと伝えている。
この驚きの決断の以前には、新ヘッドコーチ(HC)マット・ルールがNFLスカウティングコンバインの期間中に、ニュートンのカロライナ残留を“絶対的に”望むと話していた。
だが、近頃のNFLでは事態が急速に変わるようだ。
健康状態に問題のないニュートンであれば、多くのチームにとって獲得可能なQBリストのトップにつけるだろう。しかしながら、まさにその健康という要素がトレードに影を投げかけている。
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