パンサーズが先発QBとしてブリッジウォーターと契約へ
2020年03月18日(水) 09:26クオーターバック(QB)キャム・ニュートンに別れを告げたカロライナ・パンサーズがすでに後任を見つけている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地17日(火)、パンサーズがQBテディ・ブリッジウォーターを先発として迎える契約のまとめにかかっていると報じた。NFLネットワークのトム・ペリセロが情報筋の話を元に報じたところによれば、3年6,300万ドル(約67億7,000万円)の契約になるという。
数週間前にはニュートンをキープする意向を示していたパンサーズにとって、急速な方向転換だった。チームは火曜日に2015年のNFL MVPだったニュートンにトレード追求の許可を出したと発表したものの、ニュートン本人はトレードを要請していないと述べている。
ブリッジウォーターにはニューイングランド・ペイトリオッツとタンパベイ・バッカニアーズも興味を示していると報じられていたが、元ミネソタ・バイキングスおよびニューオーリンズ・セインツのシグナルコーラーの次のホームとなったのはカロライナだった。
27歳の元1巡目指名選手であるブリッジウォーターは、キャリアの危機となった2016年のひざの重傷から体勢を立て直してきた。
過去2年はセインツでドリュー・ブリーズのバックアップを務めてきたブリッジウォーター。2019年に先発した5戦ではすべて勝利を飾り、完全復活ののろしを上げていた。
セインツで過ごした時期が、今回のパンサーズとの契約にとってカギとなっていた。2018年にブリッジウォーターはヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンの元で攻撃アシスタントを務めていたジョー・ブレイディと共に働いている。そのブレイディが今、HC初年度のマット・ルールの下、パンサーズの攻撃コーディネーター(OC)となっているのだ。
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