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ファルコンズオーナーが新型コロナウイルスの治療に6億円の支援

2020年03月21日(土) 23:42


アトランタ・ファルコンズのアーサー・ブランク【AP Photo/Michael Conroy】

アトランタ・ファルコンズのオーナー、アーサー・ブランクが新型コロナウイルスの世界的大流行によって助けを必要としている人々の支援に乗り出した。

現地20日(金)、アーサー・ブランク・ファミリー財団は540万ドル(約6億円)近い財政支援を発表した。ジョージア州やモンタナ州で感染者の緊急治療や長期的回復に取り組む団体に提供される。

「ファミリー財団としてわれわれは、この社会に発生する緊急課題において最大の成果を挙げるのは多数の力だと信じてきた」とブランクは声明を出した。「今こそその時――一丸となって全員の力を結集し、限界を知らず、先例もないチャレンジに立ち向かうべき時だ」

寄付のうち500万ドル(約5億5,000万円)は『United Way of Greater Atlanta(ユナイテッド・ウエイ・オブ・グレーター・アトランタ)』と『Community Foundation for Greater Atlanta(コミュニティー・ファウンデーション・フォー・グレーター・アトランタ)』が設立した『Greater Atlanta COVID-19 Response and Recovery Fund(グレーター・アトランタ COVID-19 レスポンス・アンド・リカバリー・ファンド)』に贈られる。

この他、ブランク財団はアトランタ警察財団に10万ドル(約1,000万円)を支援する。メルセデス・ベンツ・スタジアムも3.5トンの余剰食品を寄付しており、アトランタの6つの非営利団体に2,310食以上の食事が提供された。

財団はまた、モンタナ州のネーティブ・アメリカンとラテンアメリカ系コミュニティーを含め、弱者を対象とした緊急支援として5万ドル(約600万円)の無償援助を行った。

ブランク財団をはじめとして、多くのNFLチームや選手たちが新型コロナウイルスからの回復支援に取り組んでいる。

【M】