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WRジンJr.がベアーズと1年契約

2020年05月01日(金) 14:01

ニューオーリンズ・セインツのテッド・ジンJr.【AP Photo/Gerald Herbert】

先日、今後もプレーを続けたい意向を明らかにしていたワイドレシーバー(WR)テッド・ジンJr.がそうする場所を見つけた。

ジンJr.がシカゴ・ベアーズと1年契約を結んだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えている。

35歳のジンJr.はNFLでの13シーズン目にあたる2019年にセインツで16試合に出場し、キャッチ30回、421ヤード、タッチダウン2回を記録した。かつてマイアミ・ドルフィンズから1巡目で指名を受けていたジンJr.はその期待に沿う活躍ができなかったものの、ドルフィンズ、サンフランシスコ・49ers、カロライナ・パンサーズ、アリゾナ・カーディナルス、セインツでキャリアを築いている。今後はシカゴでそれが続いていくようだ。

寒い気候の都市でプレーするのは久しぶりのジンJr.だが、それほど馴染みがないわけではない。クリーブランド出身のジンJr.は父のテッド・ジンSr.がコーチを務めるグレンビル・ハイスクールでプレーした後、オハイオ州立大学のスピードスターワイドアウトとして活躍した。

引退の時期は次第に近づきながらも、今も相手ディフェンダーから逃げ切ることのできるジンJr.は、ベアーズにはなかったディープスレットの要素をチームにもたらす。ジンJr.がベアーズで違いを生みだすことができるかはこれからだが、2020年のベアーズはジンJr.やその他の面々にパスを投じる選手としてニック・フォールズを送り出すことが可能だ。

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