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“恐れるべきは恐れそのもの”とバッカニアーズQBブレイディ

2020年06月26日(金) 10:35


トム・ブレイディ【NFL】

タンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック(QB)であるトム・ブレイディは再びチームメイトたちとフロリダ州タンパの学校でワークアウトを行った。今週初めに新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミック下で実施したセッションに対して批判した人々に対し、ブレイディは一つのメッセージを発している。

ブレイディは『Instagram(インスタグラム)』のストーリー機能で、フランクリン・D・ルーズベルト元大統領の“われわれが唯一恐れるべきは、恐れそのものだ”という言葉を添えた画像を投稿した。

この画像はブレイディがバッカニアーズの僚友たちとの今週2度目のワークアウトを行った後に投稿されたものだ。先日、複数のNFL選手やチーム職員が新型コロナウイルスの陽性と診断されたことを受け、NFLPA(NFL選手会)医務部長であるトム・メイヤー医師はトレーニングキャンプまで選手たちが集まって一緒に練習することをやめるよう勧告していた。

チームが現地20日(土)に発表したところによれば、陽性反応が出た人々の中にはバッカニアーズのチーム施設で働いていたメンバーもいたという。

木曜日に行われた電話会見でブレイディが行った選手のみでのワークアウトについて尋ねられたNFL医務部長のアレン・シルズ医師は、リーグとNFL選手会は“リスク減少とリスク軽減が重要”であり、“選手らは同じリスクを共有するが、一方で同じ責任も共有している”との見方で“同じ立場”に立っていると語った。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ジアルディは、バッカニアーズのスターワイドレシーバーであるマイク・エバンスが木曜日の練習に参加したと伝えている。火曜日のセッションにはワイドアウトのクリス・ゴッドウィンやタイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキーらがいた。

「トム・ブレイディがインスタグラムに投稿した新たな引用。ブレイディはNFLPA医務部長が選手らに集団練習を避けるよう勧告した後、今日再びタンパでバッカニアーズのチームメイトたちと練習している」

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