2020年シーズンのキックオフに向けて、NFLがまた一つのハードルをクリアした。

全32チームの感染症緊急対策（IDER）プランがNFL選手会（NFLPA）の承認を受けたと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じている。

NFLのチーフメディカルオフィサー（医務部長）であるアレン・シルズ医師は「われわれのクラブの医療スタッフたちがこれらのプランを策定する上で示した革新性と細部までの注意力をとても誇りに思う。これらのプランはリーグとNFLPA、そして、われわれの感染症専門家らによって精査され、承認を受けた」と述べた。

「われわれのチームはリスク緩和というレンズを通してそれぞれのオペレーションのあらゆる側面を検討し、全プレーヤー、コーチ、スタッフの安全性を強化するすべての部分において重要な変更を行った」

月曜日の時点で7チームのIDERプランが選手会の承認を得ていなかった。水曜日に行われた承認によって、アトランタ・ファルコンズ、ロサンゼルス・チャージャーズ、ニューイングランド・ペイトリオッツ、ニューオーリンズ・セインツ、サンフランシスコ・49ers、シアトル・シーホークス、ワシントン・フットボール・チームがすでに承認済みのチームに加わっている。

NFLPAの要求に沿い、これらのチームが承認を受けたことで、全チームが20名以上の選手を施設内に入れることが可能になった。

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