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QBバロウの即先発を疑わないベンガルズHCテイラー

2020年07月30日(木) 11:56


シンシナティ・ベンガルズからドラフト指名を受けたルイジアナ州立大学のジョー・バロウ【NFL via AP】

新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによってオフシーズンプログラムのほぼすべてがなくなり、プレシーズンゲームが行われない現状において、一部のルーキーがシーズン開幕時に受けられるスナップは減ることになるかもしれない。しかし、クオーターバック(QB)ジョー・バロウは最初から全力でスタートを切ることになりそうだ。

チームの公式サイトによれば、現地29日(水)に全体1位指名選手について聞かれた際、シンシナティ・ベンガルズのヘッドコーチ(HC)であるザック・テイラーは率直にこう答えている。

「彼は出て行ってQBとして最初のスナップを受けるし、それに向けて準備している」

オフシーズンはこれまでにない状況になっているものの、バロウのナンバー1QBの座を脅かすものはない。テイラーHCはオフシーズンを通してハイズマン賞を受けたこのQBを称賛しており、それは今でも同じことだ。

テイラーはオフシーズンのバーチャルミーティングにおいて、バロウの準備具合を「彼は宣伝通りだ」と評していた。

気難しい批判屋やルーキーを軽んじる者たちは新人たち――特にバロウ――が苦戦すると予測するだろうが、ベンガルズはきちんとしたプレシーズンなしで火の中に放り投げられる状況にこのルーキーが対応可能だと考えている。テイラーHCはミーティングにおいて、試合に向けて考えが先走るQBを時おり制止しなければならなかったと語っていた。

ベンガルズ首脳陣には、開幕日にバロウの準備ができていないという懸念はない。

「ジョーには高い期待を抱いている。彼は成功できるポジションへと自分を置いており、私はそれを信頼している」とテイラーHCはつけ加えた。

ロースターにいる他のQBはライアン・フィンリーとジェイク・ドレガラのみであり、いかにパンデミックの影響を受けたシーズンであろうと、テイラーHCがすぐに1巡目指名QBを出場させたとしても驚きではない。

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