新型コロナウイルスで試合に影響が出ても驚かないとセインツHCペイトン
2020年07月30日(木) 16:34ニューオーリンズ・セインツのヘッドコーチ(HC)であるショーン・ペイトンは現地29日(水)、現在も続く新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによって2020年の何試合かが延期されても驚かないと報道陣に語った。
ペイトンHCのコメントは、予防措置としてクオーターバック(QB)やポジショングループを分離するプランがあるかとの質問を受けてのものだった。この1週間に多数の選手がオプトアウトを決断する一方、ベテランたちがトレーニングキャンプに向けた最初のウイルス検査のために招集されている中、この質問は各チームのHCたちに共通で聞かれているものだ。
ペイトンHCはセインツがそういったアクションを取ることはないと述べている。
「QBたちを分離したり、特定のポジショングループを分けたりといったことは想定していない。われわれは彼らのロッカールームの状況についてはスマートに行くつもりであり、カギとなるのはできれば可能な限り健康な状態を保つことだと思う。一部の試合が放棄されても、そうでなくても私は驚かない。ただ、延期になる試合はいくつか出てくるだろう。一部のチームで、あるポジショングループがゲームをプレーできないということは出てくるし、それも契約の一部だ。リーグはそれを理解していると思う」
このオフシーズンに新型コロナウイルスの陽性と判断されたのが分かっている唯一のHCであるペイトンは、MLBマイアミ・マーリンズで起こったアウトブレイクについて知っているか尋ねられた。MLBは複数の試合を延期し、マーリンズは今週日曜日までシャットダウンを強いられている。
「われわれはすべてのリーグに注意を払っている」とペイトンHCは述べた。
「NBAはファンタスティックな仕事をしたと思う。NHL(ナショナルホッケーリーグ)も素晴らしい仕事をしている。野球で何が起こっているかについてはそれほど精通していない。フットボールについてわれわれが抱いているあらゆる懸念は、とにかくバブルをつくっていないということに尽きると思う。したがって、われわれは検査を完璧にし、あるプレーヤー、もしくは一群の選手らが陽性だった場合に、迅速に対応できなくてはならない」
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