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フロリダにハリケーン接近でウイルス検査の緊急時対策を準備

2020年08月01日(土) 05:19


【NFL】

ハリケーン・イサイアスがフロリダに接近しており、NFLは新型コロナウイルス(COVID-19)の検査態勢を含め、州内のチームたちへの影響をモニタリングしている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが声明を入手しており、その中でリーグの広報担当であるブライアン・マッカーシーは、ハリケーンがフロリダを襲った場合の緊急時対策をNFLが用意していることを明らかにしている。

「われわれは全ての天気関連の出来事と同様に、嵐の発達状況をモニタリングしています」とマッカーシーは述べている。「変更が必要な場合でも、サービスに混乱が乗じないことを確実にするための緊急時対策をわれわれの事業主は用意しています」

『Weather Channel(ウェザー・チャンネル)』によると、熱帯低気圧からハリケーンに発達したイサイアスはこの週末にフロリダ南東部の端を直撃する恐れがあり、その後東海岸を北上する見通しだという。

嵐によってフロリダは州が支援する検査場の閉鎖を強いられた。

フロリダでは現地31日(金)も、マイアミ・ドルフィンズ、ジャクソンビル・ジャガーズとタンパベイ・バッカニアーズが通常の活動を行っていた。

今週からNFLのベテラン勢を対象に、3回にわたる新型コロナウイルスの検査が始まっており、全て陰性でなければ施設内に入ることは認められない。トレーニングキャンプの初期は日々の検査が実施される。

今のところ、イサイアスがフロリダでその計画を中断させることはなさそうだ。

【M】