『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートはデトロイト・ライオンズのクオーターバック（QB）マシュー・スタッフォードがリザーブ／COVID-19リストに入れられたと報じた。

このリストに名前が連なったということはスタッフォードが新型コロナウイルス感染症（COVID-19）に感染した人物と濃厚接触したか、彼自身が検査で陽性結果だったことを意味する。チームはこの詳細について明かすことはない。

NFLのクオーターバックとしてリザーブ／COVID-19リストに記載されたのはアトランタ・ファルコンズのダニー・エトリングに次いでスタッフォードが2人目だが、先発クオーターバックではスタッフォードが初となる。

キャリアを通して一貫性に優れるスタッフォードは昨シーズンに背中を痛めてその記録が途切れるまで136試合連続先発出場を果たしていた。スタッフォード不在となって以降のライオンズは0勝8敗と勝利が遠ざかったまま2019年シーズンを締めくくっている。

リザーブ／COVID-19リストは新型コロナウイルス陽性、もしくは感染者と濃厚接触があって隔離される選手のために創設された暫定的な故障者リストであり、陽性か隔離かについてチームが公表することは許可されていない。

検査結果が陰性となり、NFLおよびNFLPA（選手会）のプロトコルを通過して許可されればスタッフォードは再びアクティブに切り替わる。通常の故障者リストと異なり、復帰までに特定のタイムフレームは用意されていない。

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