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ドルフィンズがRBバラージをジェッツにトレード

2020年08月28日(金) 14:09


ケイレン・バラージ【AP Photo/Lynne Sladky】

ランニングバック(RB)ケイレン・バラージがヘッドコーチ(HC)アダム・ゲイズの元に戻ってくる。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは情報筋の話を元に、マイアミ・ドルフィンズがバラージをニューヨーク・ジェッツにトレードに出すと報じた。ドルフィンズはこの報道を認めており、引き換えに2021年の条件付き7巡目指名権を受け取ることを明かしている。

これに応ずる動きとして、ジェッツはRBピート・グエリエロをリリースしたことを発表。また、コーナーバック(CB)ブライス・ホールがリザーブ/COVID-19(新型コロナウイルス)リストから除外されたという。

ドルフィンズはバラージをカットする計画だったが、その前にジェッツが他のチームと競合することなく、ドラフトの後方のラウンドの指名権をもってバラージを獲得した。

2018年にドラフト4巡目で指名を受けたバラージはルーキー時代にゲイズの元でプレーしている。

2019年、バラージの効率性は非常に低く、12試合で3得点、74キャリーで135ヤード獲得、キャリー平均は1.8ヤードとなっていた。ただし、ドルフィンズのランゲーム全体が低迷していたため、すべてをバラージの非効率性とすることはできない。昨年にドルフィンズのラッシングヤードをリードしたのはクオーターバック(QB)ライアン・フィッツパトリックの243ヤードだった。

ルーキーだった2018年にバラージはゲイズHCの指揮下でキャリー平均5.3ヤード(キャリー36回で191ヤード)を記録している。

ジェッツではリビオン・ベルとフランク・ゴアの後方でロースタースポットを争わなければならない。4巡目指名を受けたルーキーのラミカル・ペリンやジョシュ・アダムスらがいるRBルームの中で、バラージは定位置を得るべく戦っていく。

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