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タイタンズが元ペイトリオッツKゴストコウスキーと契約条件で合意

2020年09月03日(木) 23:57


ニューイングランド・ペイトリオッツのスティーブン・ゴストコウスキー【Ryan Kang via AP】

テネシー・タイタンズのヘッドコーチ(HC)マイク・ブラベルは自身の元チームメイトをロースターに加えようとしている。

現地3日(木)、チームはキッカー(K)のスティーブン・ゴストコウスキーと契約条件について合意したと発表した。

これに伴い、タイタンズはKグレッグ・ジョゼフをウェイバーにかけている。また、彼らのロースターにはドラフト外ルーキーのタッカー・マッキャンの名前もある。

ゴストコウスキーはナッシュビルに住んでおり、最近のタイタンズのワークアウトに参加していた。

36歳のゴストコウスキーは過去14年間にわたってニューイングランド・ペイトリオッツに在籍し、そのうち最初の3年間をブラベルとともに戦った。彼はそこで3度のスーパーボウル優勝を果たし、プロボウルに4回、そしてオールプロのファーストチームに2回選ばれている。

ペイトリオッツでの伝説級の活躍は昨年のけがだらけのシーズンによって終わりを告げた。出場はわずか4試合で、フィールドゴール成功は8回中7回、エクストラポイント成功は15回中11回で、10月にIRリストに入れられた。その後3月にリリースが正式に発表された。

ゴストコウスキーのフィールドゴールのコンバージョンレートは87.4%で、これは歴代5位の数値だ。しかも、その中には大きなプレッシャーのかかるポストシーズンのキックも含まれている。だが、ここ数年はけがの影響もあり、さすがのベテランにもやや衰えが見え隠れし始めた。

タイタンズは昨年ジョセフと契約するまでKを次々と入れ替えていたが、ジョセフは加入後、18回のエクストラポイントアテンプト(プレーオフを含む)とポストシーズンのフィールドゴール1回を全て成功させた。

ゴストコウスキーのようなベテランを入れることで、コーチ陣がKをより信頼できるようになることをチームは期待している。

【M】