がんの治療を開始したワシントンHCリベラ
2020年09月09日(水) 14:54ワシントン・フットボール・チームのヘッドコーチ(HC)であるロン・リベラが現地8日(火)にがんの治療を開始した。業務を行えない場合に備えて、経験あるアシスタントコーチたちが控えている。
ワシントンのメディアおよびコンテンツ部門副社長のジュリー・ドナルドソンによれば、リベラHCが扁平上皮がんの治療で練習に不在の場合、守備コーディネーターのジャック・デル・リオが代役を務めるという。
リベラHCは自身が“長い、本当に長い間”で最も健康だと感じているというオフシーズンの終わりにがんの診断を受けた。それには“やや怒りを覚えた”というリベラHCだが、落胆してはいないと『NFL Network(NFLネットワーク)』の“Huddle & Flow Podcast(ハドル・アンド・フロー・ポッドキャスト)”でスティーブ・ワイチとジム・トロッターに説明している。
「何人がこのかたちのがんにかかっているかは驚くほどだ。彼らもこういった治療を行い、皆乗り越えて生き残っている。そして、それはこれがかなり治療可能で、治癒できるがんであるためだ。だが、お分かりの通り、他の人がこれを乗り越えていることを知るのは慰めになる。だからこそ、予後についてはかなりポジティブだと言っているような気持ちだ」とリベラHCは述べている。
リベラHCはワイチとトロッターに、がんの部位はリンパ節に近いもののリンパ腫ではないこと、また、その場所のおかげで、将来的に声が使用できないことを説明している。初期で発見され、治療可能ながんであることから、リベラHCはすでに必要な手順を終え――最新の手順には“少し打ちのめされた”とのこと――今は治療フェーズに入っているという。
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