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パッカーズQBロジャース、HCラフルアーの攻撃に馴染んで快進撃

2020年09月28日(月) 15:51

グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Butch Dill】

昨シーズン、3勝0敗でスタートしていたグリーンベイ・パッカーズ攻撃陣は合わせて58ポイントを挙げていた。

今季のパッカーズも3勝0敗でのスタートを切っているが、状況は大きく異なっている。

クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースが昨秋と同じようにMVP級の腕前を発揮しているパッカーズは、現地27日(日)にQBドリュー・ブリーズとニューオーリンズ・セインツを37対30で下し、これまでに122ポイントを積み上げている。

「ドリュー・ブリーズのチームと戦うときはいつだって、点を取らなきゃならないって分かっているのさ」とロジャースが話したと『Green Bay Press-Gazette(グリーンベイ・プレス・ガゼット)』が伝えた。

しかし、ロジャースが相手QBに競り勝ったのはこの試合だけではない。ワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスを欠くパッカーズがシーズン第3週に獲得した37ポイントはチームとして今季最低の数字であり、過去2週の各試合では40点以上を手に入れていたのだ。

ロジャースは攻撃陣の位置を“本当に良い”と感じており、それは自身が2年目のヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーのオフェンスを快適に感じているからだという。

「このオフェンスはとにかくすごく違うんだ・・・どうなるかは決して分からない。今年はこのオフェンスがずっと快適に感じている」とロジャースは『NFL Network(NFLネットワーク)』に話している。

パッカーズは昨年のレギュラーシーズンを13勝3敗で締めくくり、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区タイトルを手に入れてNFCチャンピオンシップ戦へと駒を進めた。しかし、パッカーズは決して圧倒的なチームではなく、すべてがうまくはまり、主にディフェンスが動かしてきたチームだった。少なくとも、そういった見方がされてきた。

だが、今年は得点力が高まっている。ロジャースは素晴らしい手腕で、再びディフェンスを切り裂いている。3週連続の勝利を通して、ロジャースはタッチダウン9回、インターセプト0回、887ヤードを記録。昨シーズンの同じ時期はタッチダウン4回、647ヤードであり、シーズン第7週まで9得点には至らなかった。

アーロン・ロジャースが快適ということは、多くのディフェンス陣が厄介さを感じることだろう。

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