パッカーズWRラザードが体幹筋手術で最低1カ月の離脱
2020年10月03日(土) 06:59グリーンベイ・パッカーズのレシーブ陣にけが人が続出している。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話として報じたところによると、ワイドレシーバー(WR)アレン・ラザードは数日前にウィリアム・マイヤーズ医師による体幹筋の手術を受け、最低1カ月の離脱が予定されるという。
ナンバー1レシーバーであるWRデイバント・アダムスもハムストリングのけがに苦しんでおり、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースも不調であることから、パッカーズはシーズン第4週マンデーナイトフットボールでぶつかるアトランタ・ファルコンズ戦で、トップ2のパスキャッチャー不在を強いられる可能性がある。アダムスは現地1日(木)に行われた練習への参加も限定的だった。
今回のけがはこれまでの3試合で絶好調だったラザードのシーズンを阻む。3年目を迎えるラザードはニューオリンズ・セインツ戦でキャリア最高の試合を戦い、アダムス不在のなか、パスキャッチ6回で146ヤードを稼ぎ、タッチダウンを1回決めた。今シーズンでは、パスキャッチ13回、254ヤード、タッチダウン2回をマークしている。
ラザードの不在を埋めるのはWRマルケス・バルデス・スカントリングになるだろう。彼はパスキャッチ8回、165ヤード、タッチダウン1回を記録している。パッカーズにとって残るワイドレシーバーのマリク・テイラーとダリアス・シェファードは、今シーズンの先発リストにはまだ挙がっていない。
パッカーズは現在、1試合あたり40.7点とNFLで最も高得点を稼ぐチームであり、1試合あたりのヤード数はダラス・カウボーイズに次ぐ2位だ(459.7ヤード)。バランスの取れた攻撃陣は2番目に好成績となるパスアタック(1試合あたり171.7ヤード)を稼ぎ、これまでのパフォーマンスはクオーターバックの最優秀選手賞を獲得した過去のシーズンの再来を予感させる。レシーバーの逆境に対するヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーの対処方法が注目される。
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