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49ersWRサミュエルが第4週に復帰、先発QBはムレンズ

2020年10月03日(土) 21:13


サンフランシスコ・49ersのディーボ・サミュエル【AP Photo/Mark Humphrey】

ジミー・ガロポロ(足首)はまだ復帰できず、サンフランシスコ・49ersのバックアップクオーターバック(QB)ニック・ムレンズがサンデーナイトで2戦連続の先発を務めることになる。だが今回は49ers屈指のプレーメーカーの助けを借りることができそうだ。

タイトエンド(TE)ジョージ・キトルの復帰に加えて、2年目のワイドレシーバー(WR)ディーボ・サミュエルがホームでのフィラデルフィア・イーグルス戦で今季デビューを果たす。

サミュエルはオフシーズンに受けた足の手術から完全回復しており、故障者リザーブ(IR)からアクティベートされる予定だ。キトルは2試合を欠場することになった第1週の膝のけがが癒えて復帰することになった。どちらも49ersの故障者報告書から名前が消え、今週はずっと練習にフル参加している。

レシーバーはもちろんのこと、今シーズン故障者が続出している49ersはサミュエルの復帰をずっと待ちわびていた。彼はルーキーキャンペーンに57回のレシーブ、802ヤードを獲得し、3回のタッチダウンと3回のラッシングタッチダウンを決めてチームのベストレシーバーに浮上した。

第3週はムレンズが司令塔を務め、343ヤードを投げて1回のタッチダウンを記録。ニューヨーク・ジャイアンツに圧勝している。彼のミスのないプレーと有無を言わさぬオフェンスへの指示は、第2週の試合中に足首を傷めて退場したガロポロを戻すに当たってチームの安心材料となるだろう。

キトルとサミュエルの復帰は、まだ数人の主要選手が棚上げされている49ersにとって理想的なタイミングでやってきた。

ランニングバック(RB)ラヒーム・モスタート(膝)は欠場のまま、TEジョーダン・リードはRBテビン・コールマンとともにIR入りしている。ディフェンス陣はすでにディフェンシブエンド(DE)ニック・ボサがシーズン終了となっており、コーナーバック(CB)リチャード・シャーマンも長期離脱が決まっている。先発のDEディー・フォード(背中)、ラインバッカー(LB)ドレイ・グリーンロー(大腿四頭筋)、CBのエマニュエル・モズリー(脳振とう)とアーケロ・ウィザースプーン(ハムストリング)がいずれもイーグルス戦を欠場する。

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