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レイダースOTブラウンが新型コロナ陽性、OL5人が自宅待機

2020年10月22日(木) 13:35

ラスベガス・レイダースのトレント・ブラウン【G. Newman Lowrance via AP】

現在も継続する新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの影響で調整を強いられているチームのリストに、ラスベガス・レイダースも加わった。

レイダースは現地21日(水)にタックル(T)トレント・ブラウンをリザーブ/COVID-19リストに置いたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じている。

レイダースは接触の追跡調査を開始。先週はバイウイークだったのに加え、火曜日に選手にオフを与えたことで接触は最小限に抑えられており、それが調査の助けになるはずだとペリセロは伝えた。チームの施設はオープンになっており、練習は水曜日に開始される。

NFLネットワークのオマール・ルイスによれば、ブラウンとの接触が確認されたことから、チームは先発オフェンシブラインマン(OL)の5名をすべて帰宅させたとレイダースヘッドコーチ(HC)のジョン・グルーデンが報道陣に明かしたという。グルーデンHCはさらに、チームはNFLとNFL選手会(NFLPA)が発行したCOVID-19プロトコルに従っており、帰宅させられたOLたちが木曜日には活動を再開して、日曜日にも出場可能だと考えていると話した。

リザーブ/COVID-19リストに置かれた選手との接触というカテゴリーによって、選手がどれだけ早く復帰できるか、また、チームに合流する前に何が必要かは決定づけられているとNFLネットワークのトム・ペリセロは説明。仮に隔離されたレイダースの選手たちが“ハイリスク”と見なされたとしても、最後にブラウンと接触したのが月曜日であることから、義務付けられている5日間の隔離期間は終わるため、日曜日のタンパベイ・バッカニアーズ戦には出場可能だとペリセロは指摘している。

レイダースのクオーターバック(QB)デレック・カーはこのニュースに前向きなアプローチを取っており、選手やその家族たちが安全だと確実に分かれば、来る試合への心構えが揺らぐことはないと報道陣に語っている。

「誰であれ、いない者はいない」と言うカーは、誰がプレーするにしろ、どんな環境であれハイレベルのパフォーマンスを発揮するとレイダースは考えているとつけ加えた。

ブラウンは2019年にフリーエージェント(FA)としてチームに加わり、4年6,600万ドルの契約を結んでいた。昨シーズンは11戦に先発し、2020年は2試合(第1週と第5週)で先発出場している。

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