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タイタンズRBヘンリー、ファルコンズQBライアンらが第6週の優秀選手に

2020年10月22日(木) 14:34


アトランタ・ファルコンズのマット・ライアン【AP Photo/Brynn Anderson】

テネシー・タイタンズのランニングバック(RB)デリック・ヘンリーがスローダウンすることはめったになく、現地18日(日)に実施されたヒューストン・テキサンズとの試合では普段以上に止まることが少なかった。

そして、ヘンリーはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のオフェンス部門週間最優秀選手賞というゴールまで駆け抜けている。

オーバータイムにもつれこんだ試合でタイタンズが42対36の勝利を決める上で力を発揮したヘンリーが、第6週の最優秀選手の一人に選ばれた。

ヘンリーは22回のアテンプトでキャリー平均9.6ヤード、212ラッシングヤード、タッチダウン2回という数字をたたき出した。また、キャッチでも52ヤードを記録している。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)ではアトランタ・ファルコンズのクオーターバック(QB)マット・ライアンがオフェンス部門週間最優秀選手賞に選ばれた。ライアンによって今季初勝利へと導かれたファルコンズは、40対23でミネソタ・バイキングスを下している。ライアンは371ヤード、タッチダウン4回という成績を残した。正確なプレーを披露したライアンはパス成功率75%(40回中30回成功)、インターセプト0回、パサーレーティング135.5をマークしている。

AFCディフェンス部門週間最優秀選手に選ばれたボルティモア・レイブンズのディフェンシブエンド(DE)カライス・キャンベルは、チームがフィラデルフィア・イーグルスを30対28で退ける上での原動力の一つだった。キャンベルはサック3回、タックル5回、タックルフォーロス4回という成績を残した。

AFCスペシャルチーム部門で週間最優秀選手賞を受けたのはデンバー・ブロンコスのキッカー(K)ブランドン・マクナマスだった。ブロンコスがニューイングランド・ペイトリオッツを18対12で下した試合で、マクナマスがチームの得点である18ポイントのすべてを稼いでいる。マクナマスは6回のフィールドゴールをすべて決め、その中には50ヤードを超えるものもあった。

マンデーナイト・フットボールの見どころをつくったアリゾナ・カーディナルスのセーフティ(S)ブッダ・ベイカーがNFLディフェンス部門週間最優秀選手に指名された。ベイカーはカーディナルスが38対10で勝利したゲームで、ダラス・カウボーイズに脅威を与えている。この試合におけるベイカーの記録はタックル7回、サック1回、インターセプト1回、フォースドファンブル1回で、カーディナルスのキャプテンとしての責任を全うしたと言えるだろう。

日曜日にカロライナ・パンサーズを23対16で破ったシカゴ・ベアーズは、これまでに5勝1敗を記録している。そのベアーズからKカイロ・サントスが第6週のNFCスペシャルチーム部門最優秀選手賞を受けた。5回のキックをパーフェクトに決めたサントスは、エクストラポイント2回、フィールドゴール3回に成功。その中には55ヤードからのものも含まれていた。

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