ニュース
パンサーズQBブリッジウォーターにヒットしたファルコンズDEハリス、出場停止処分は回避へ
2020年10月31日(土) 06:48アトランタ・ファルコンズがカロライナ・パンサーズに25対17で勝利したサーズデーナイトフットボールで退場処分を受けたファルコンズのディフェンシブエンド(DE)チャールズ・ハリスが、これ以上フィールドから遠ざかることはなさそうだ。
状況に詳しい関係者の話として『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが伝えたところによれば、パンサーズのクオータバック(QB)テディ・ブリッジウォーターの頭部にヒットしたことでハリスが出場停止処分を受けることはないだろうとのこと。
ハリスにはペナルティとして罰金が科される見込みだ。
現地29日(木)に行われた試合の第3クオーター後半、ポケットを抜け出そうとするブリッジウォーターに対してファルコンズのDEダンテ・ファウラーが襲いかかった後、うつ伏せ状態となったブリッジウォーターにハリスがレイトヒットしてしまった。即座にパンサーズのオフェンシブラインマンらがハリスに詰め寄り、レフェリーは15ヤードのペナルティを科すと共にハリスを退場させた。
ブリッジウォーターは9回のスナップを逃し、その間はQBのP.J.ウォーカーが代役を務めたものの、脳しんとうプロトコルをクリアしたブリッジウォーターはサイドラインでトレーナーに首の様子を確認してもらい、第4クオーターに復帰している。
ハリスの行為は退場処分に値するが、NFLは通常、無責任なプレーを重ねてきた経歴がなければ、一度の過ちで出場停止処分を下すことはない。
【SC】