デンバー・ブロンコス首脳陣が新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の陽性判定を受け、自宅での隔離生活に入った。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは情報筋の話として、ジェネラルマネジャー（GM）を務めるジョン・エルウェイとCEOのジョー・エリスがCOVID-19検査で陽性だったと伝えている。

ラポポートによれば、ブロンコスは今回の感染がチームの施設外でのことだと確信しているという。トレード期日が現地3日（火）東部時間16時に迫る中、エルウェイGMとエリスCEOはチーム施設には立ち入っていない。

ブロンコスは声明の中で次のように説明している。

「今朝、ブロンコス球団社長兼CEOのジョー・エリス、および、フットボールオペレーション統括責任者でありジェネラルマネジャーであるジョン・エルウェイがCOVID-19検査の結果で陽性だったとの情報を受け取った。日曜朝に体調が万全でなかったジョーはチームの医療部隊に症状を適切に報告しており、予防措置としてサンデーゲームは自宅で観戦していた。月曜日も在宅勤務を継続しており、その後、今朝になって陽性結果を受け取った」

「ジョンは月曜朝に、若干の症状を感じ、すぐさまメディカルスタッフに報告を入れた後、即座にUCヘルス・トレーニング・センターを後にしている。軽い症状がある以外、ジョーもジョンも元気で過ごしている。彼らは引き続き自己隔離した状態で自宅から勤務を続け、健康状態をモニターしつつ、会議にはオンラインで参加することになっている」

「NFLの接触者追跡データを検証したところ、今回のケースはいずれもチーム施設の外部で独立的に発生したものと確信している。各人と濃厚接触した者は最小限であり、選手やコーチにはいなかったことに加え、濃厚接触者に特定された人々にはその旨が通知された。選挙日はチーム施設を閉鎖しており、本日のコーチ陣の試合に向けた準備作業はリモートで実施されている。チームは引き続きNFLと連絡を取りながら、医療専門家の助言に基づき、リーグのコンサルテーションに従ってすべての判断を下していく所存だ」

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