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ドルフィンズがWRフォードをペイトリオッツにトレード、チーフスからRBワシントンを獲得

2020年11月04日(水) 11:04

アイザイア・フォード【AP Photo/Phelan M. Ebenhack】

ニューイングランド・ペイトリオッツがトレード期日にパスキャッチの助けになる選手を加入させた。

ペイトリオッツが2022年ドラフトの6巡目指名権と引き換えにマイアミ・ドルフィンズからワイドレシーバー(WR)アイザイア・フォードを獲得したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じている。チームも後にその動きを認めた。

2017年ドラフト7巡目で指名されたフォードはひざの負傷でルーキーシーズンをすべて失い、2018年も1試合でしかプレーしていない。昨年は第17週のペイトリオッツ戦でキャッチ7回、54ヤードをマークしており、この試合でビル・ベリチックヘッドコーチ(HC)の目を引いた模様だ。WRジュリアン・エデルマンやニキール・ハリーの負傷を抱えているペイトリオッツは、今回の動きによって新たな武器を手にできるだろう。

カロライナ・パンサーズ時代までさかのぼってみれば、クオーターバック(QB)キャム・ニュートンは中央を突破できる体の大きいレシーバーと組んだときに力を発揮してきた。ペイトリオッツがフォードに期待しているのがまさにそれだ。

一方のドルフィンズはランニングバック(RB)ルームに新たなメンバーを迎えた。

2012年の条件付き6巡目指名権と引き換えに、ドルフィンズがカンザスシティ・チーフスのRBディアンドレ・ワシントンと2021年の条件付き7巡目指名権を獲得したとNFLネットワークのイアン・ラポポートとペリセロが報じている。

ドルフィンズはこのオフシーズンにRBジョーダン・ハワードとマット・ブリーダをチームに加えていた。この2人を抑えて先発の座を獲得したのはマイルズ・ガスキンだ。

今季のワシントンはチーフスでの1試合でしかアクティブになっておらず、キャリー3回、5ヤード、キャッチ1回、2ヤードを記録している。ワシントンは混乱するドルフィンズのバックフィールドで、ガスキンズの後ろに控えるパスキャッチングオプションになるだろう。

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