トラブル含みで実りのなかったアウトサイドラインバッカー（OLB）ビック・ビースリーとテネシー・タイタンズの関係は、短いものとなろうとしている。

タイタンズは元アトランタ・ファルコンズのビースリーを水曜日にリリースすると現地3日（火）に発表した。

タイタンズは火曜日にチームの整理を行っており、ベテランコーナーバック（CB）ジョナサン・ジョセフと長年ロングスナッパー（LS）を務めてきたビュー・ブリンクリーもリリースしている。

オフシーズンにタイタンズと1年契約を結んだ際は、ビースリーの獲得はチームにとって価値ある動きだと見られていた。

しかし、タイタンズでの日々は当初から波乱含みだった。ビースリーは10日間が過ぎてからやっとトレーニングキャンプに現れて新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の検査をし、50万ドル（約5,300万円）の罰金を科されている。

元全体8位指名選手である28歳のビースリーは今季にタイタンズで5試合に出場。先発はなしで、タックル3回を記録した。オールプロに選出された2016年にサック15.5回でリーグをリードしたビースリーは、過去3シーズンと少しを合わせてもサック18回にとどまっている。

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