テキサンズが広報部門トップを解雇
2020年11月12日(木) 10:21ヒューストンでは大きな変革が続いている。
ヒューストン・テキサンズがコミュニケーション部門責任者のエイミー・パルシックを解雇したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。
パルシックはNFLチームで報道窓口のトップを務めた初めての女性職員だった。リーグとメディア業界から敬意を集めたパルシックは、“Pro Football Writers of America(プロフットボール・ライターズ・オブ・アメリカ)”が最も優れた広報スタッフに毎年贈るピート・ロゼール賞を2017年に受けている。
パルシックは2013年からテキサンズに所属していた。在任中にパルシックはディフェンシブエンド(DE)J.J.ワットが立ち上げたハリケーン“ハービー”の救済基金の運営をサポートしている。
First & only woman to be head of PR for an NFL team and winner of the Rozelle Award for best PR Staff in the NFL.
Massive help in my hurricane relief efforts, community events and much more.
Whoever picks up @amypalcic will be getting one of the absolute best in the business.
— JJ Watt (@JJWatt) November 11, 2020
「NFLチームのPR部門のトップになった初めてで唯一の女性にして、NFLで最高のPRスタッフに贈られるロゼール賞のウイナー。俺のハリケーン救済やコミュニティイベントなど、たくさんのことで大きな助けになってくれた。誰であれ、@amypalcicを獲得すればこのビジネスで絶対的にベストな一人を手にすることになるね」
今回の解雇はテキサンズで起こっている騒動の最新の動きだった。以前にはヘッドコーチ(HC)ビル・オブライエンが解雇されており、さらにさかのぼって2019年の夏には当時のジェネラルマネジャー(GM)だったブライアン・ゲインも解任されている。
パルシックの免職によって、フットボール運営部門副社長のジャック・イースタービーの権限がさらに強まった。イースタービーは今、チームが新たなGMとHCに加え、PR部門トップを探すのをサポートしていく。
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