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ベアーズがRBミラーを練習生から昇格へ

2020年11月16日(月) 08:58


ヒューストン・テキサンズのラマー・ミラー【AP Photo/Eric Gay】

ランニングバック(RB)ラマー・ミラーがマンデーナイトにここ2年で初めてアクティブの状態で臨む。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは情報筋の話として、シカゴ・ベアーズが現地16日(月)実施のミネソタ・バイキングス戦に向けてミラーを練習生から昇格すると報じている。

これは土曜日にRBデビッド・モンゴメリーが脳震とうで除外されたのを受けての動きだ。

ミラーは2018年にヒューストン・テキサンズでキャリー210回、973ヤード、タッチダウン5回をマークしてプロボウルに選出されていた。しかしながら、ミラーは2019年のプレシーズンにACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂でシーズンすべてを失っている。

29歳のミラーは8月をニューイングランド・ペイトリオッツで過ごしたが、シーズン開幕前にリリースされた。10月初旬にベアーズがそのミラーと練習生としての契約を結んでいる。

ゲームを動かすことのできるスピードで知られたミラーならば、シーズン絶望の負傷でタリク・コーエンがいなくなったベアーズのバックフィールドに一つの要素を加えることができるだろう。ヘッドコーチ(HC)マット・ナギーのRBオプションとして、ミラーはライアン・ナルやアルタビス・ピアースに合流する。

ベアーズのランゲームはホールを作るのに苦戦するオフェンシブライン(OL)の後ろで厳しいシーズンを送っている。バックフィールドに火付け役を必要としているベアーズで、ミラーは自らの体調が万全であり、今でもワールドクラスのスピードがあることを示すチャンスを手にしている。

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