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バッカニアーズ加入前のWRブラウンの警察沙汰についてNFLが調査

2020年11月18日(水) 12:54

タンパベイ・バッカニアーズのアントニオ・ブラウン【AP Photo/Mark LoMoglio】

NFLはタンパベイ・バッカニアーズのワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンがかかわるインシデントについて調査していると『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地17日(火)に伝えている。警察によれば、ブラウンはフロリダ州ハリウッドの自らが居住するゲーテッドコミュニティ(ゲートで囲まれた住宅街)のセキュリティカメラを破壊し、セキュリティガードの詰め所に自転車を投げ込んだとされている。

バッカニアーズがブラウンと契約する2週間前である10月15日に発生したこの一件については、『The Miami Herald(マイアミ・ヘラルド)』が第一報を伝えていた。ブラウンはこの件で起訴されていないものの、ハリウッド警察は器物損壊の軽罪でブラウンを逮捕するに足るだけの相当な理由があるとしているとヘラルド紙は報じている。

ブラウンが新たな警察沙汰を起こしていたことについてバッカニアーズが10月27日に1年契約を結ぶ前に把握していたかは分かっていないとペリセロは述べた。

バッカニアーズはヘラルド紙の報道を受け、次のような声明を出している。

「アントニオ・ブラウンが契約前にかかわったインシデントについての報道は関知している。アントニオがわれわれのところに加入した際、彼に何を期待するのか、何を要求するのかはわれわれにとって明確だった。それ以降、彼はわれわれが期待したことすべてに応えている」

ブラウンは以前、8週間の出場停止処分を受けていた。ペリセロによれば、リーグはブラウンを復帰させる前に今回の1件を把握していなかったという。

これまでに多くの問題を起こしてきたブラウンだが、リーグがさらなる個人行動規定違反があると判断すれば新たな処罰が科されるだろう。

バッカニアーズでプレーした2試合で、ブラウンはオフェンシブスナップ78回でターゲット13回中キャッチ10回、100ヤードをマークしている。

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