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新型コロナからの復帰時に後れを取ったと感じていたペイトリオッツQBニュートン

2020年11月20日(金) 15:14


ニューイングランド・ペイトリオッツのキャム・ニュートン【AP Photo/Steven Senne】

シーズン第4週にクオーターバック(QB)キャム・ニュートンが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性になるまで、ニューイングランド・ペイトリオッツとニュートンの船出は大いに祝福されるものだった。

ニュートンはカンザスシティ・チーフスに敗北した試合に欠場し、バイウイークを経て第6週に復帰した際にはひどく苦戦している様子だった。ニュートンのプレーとペイトリオッツの運勢はここ最近で回復したものの、現地19日(木)にこれまでを振り返ったニュートンは、チームの元にいることができず、練習やプレーの多くも失ったことから、新型コロナウイルス感染症から復帰した際に“停滞”しているように感じだと認めている。

「正直言って、コロナから復帰して以来、自分の思考過程が停滞しているように感じていた」とニュートンは言う。

しかしながら、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ジアルディがそれは新型コロナウイルスの影響による“COVIDフォグ”なのか尋ねたところ、ニュートンはウイルスの問題ではなく、攻撃コーディネーター(OC)ジョシュ・マクダニエルのオフェンスについてくことができなかったのだと説明した。

「いや、それとは関係ない。ただ離れている間に自分が何もできず、その影響が出たということだ。戻ってきたらすっかり乾ききっていて、このオフェンスが前に進んで行くにつれ、進歩してくのは分かっていた」とニュートンは言う。

「戻ってきたら、自分が遅れているように感じた。ここ最近の成績は多かれ少なかれ俺以外を責めるべきものじゃなく、自分がもっと良くならなければならないという責任が俺にはある」

ニュートンとペイトリオッツは4連敗の後に2連勝を飾った。かつてカロライナ・パンサーズで活躍していたニュートンは、かなりの努力でぼろぼろのプレーを乗り越え、ニューヨーク・ジェッツとボルティモア・レイブンズに勝利している。これらの2勝でニュートンはタッチダウン4回を記録し、おそらく最も重要なこととして、ターンオーバーを喫していない。それ以前の3敗ではタッチダウン2回、ターンオーバー6回だった。

今は少なくとも、元MVPのニュートンはもう停滞していない。

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